「不穏」

(栃木県那須郡那須町)
コンサルティング業務の考え方・進め方の基本が理解できる本。
実際にあった事例や演習問題が、非常にわかりやすく面白かった。
後半はプレゼンテーションの考え方が記載されており、
社内でのプレゼンや日常の業務にも活かせる内容だった。
望ましい結果が得られることを学習したとき、人は同じ行動を繰り返そうとする。
その望ましい結果は、すぐに受け取れること(もの)ほど良い。
逆に、後から得られる結果に対して、人は行動を変えづらい。
行動科学という切り口で、人が行動を繰り返す、
ないしは止める法則を学ぶことができ、非常に面白い。
活用範囲は幅広く、
組織活性化、セルフマネジメント、顧客の購買行動を考える上でも
役に立つ内容だった。
例えば、タバコをやめられないのも、
気持ちが落ち着く、味がおいしいといった、タバコを吸えば即時かつ確実に得られる結果と、
がん等致命的ではあるが、病気になるかは不確実でかつ数十年後に得られる結果とを天秤にかけ
すぐに確実に得られる結果に対して、行動を繰り返してしまうからである。
これは意思が強い、弱いという話ではなく、そもそも人の行動はそのような傾向があるが故。
では、そのような傾向がある人が、どのようにすれば本当に望む結果がだせる行動を
繰り返すことができるか。。。
ヒントは、本書に記載されている。私も実行してみてその効果を検証してみようと思う。
バフェットの投資方法は、永続的競争優位性を発揮できる企業に、長期で投資をする方法。
そのような企業を見るけるためには、財務諸表を読み解くことが必要。
そのための基本となる考え方が記載されているのは本書。
書いてあることは基本的なこと(当たり前のように思えること)のように思えたが、
それを着実に、手を抜かず実施したことがバフェットを成功に導いたのだと感じた。
哲学を曲げず、後は基本に忠実に実施することが、
実は何よりも強く成功確立が高いのではないかと改めて感じた内容だった。
また、企業としての立場から見ても、どのような企業が長期的に株主の興味を引き続けるのか
強い会社を創れるのかを学ぶことができ面白かった。
ただ、本書の内容は多少回りくどく、実際には1/4程度で同じ内容を伝えられると思った。
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